こんにちは。
先日、かの有名なトヨタ生産方式を学ぶ機会がありました。
トヨタ生産方式とは、生産現場のムリ・ムラ・ムダを見える化し、排除することで生産効率を上げるという、トヨタの経営哲学に近いようなものです。
根底にあるのはムリ・ムラ・ムダを減らすことで「作業者を少しでも楽にしてあげよう」という精神らしいです。
このメソッドを理解して応用すれば、工場の生産工程だけでなく様々な事象の問題解決に使えると言われています。
ただし、考え方や帳票の表記方法など細かいルールが死ぬほどあるので、正直僕は苦手意識がありました。
しかし、いざ勉強してみると、さすがトヨタが半世紀以上ブラッシュアップしながら活用してきたメソッドであり、よくできたものだなぁーと感じました。
ある程度体系化された帳票類を自らの足で情報を集めながら作成することで、その工程の問題点が浮き上がってくるのです。
あとは自分の技術とアイデアで、その問題の解決策を考えて実践すればそれなりの成果が見出せます。
厳密には達成すべき目標(製品1個を生産する時間を〇〇秒短縮するなど)がある前提で活用するメソッドなのですが、、、
実際の生産現場を見ながら、トヨタ生産方式を紛いなりにも活用してみると、その現場のムダが見えてくるのはもちろんのこと、普段の自分の仕事もムダだらけだな〜と感じました。
そういう面でもかなり良い経験になりました。
毎回自分の仕事でトヨタ生産方式をきっちりやっているととても大変ですが、いつもの仕事にもエッセンスを織り込めば、仕事の効率・質が上がる気がします。
これから実践していこうと思います。
では。